ATIS

ATISアプリとは?

ATISは道路情報を提供するサービスで、渋滞や事故、道路規制といった情報を、さまざまな端末、メディアにリアルタイムで配信しているサービスです。
もともとは警視庁がメインで発信を始めたサービスで、1993年から続いています。
それだけ信頼の置けるサービスですし、精度が高いというのも特徴です。
ATISから発信される情報はスマホだけでなくラジオやテレビなどにも及んでいて、非常に多くの人が利用しています。

そのATISが、スマホアプリという形で道路情報を提供しています。
一般道路や高速道路の混雑状況などを、とても見やすい形で表示してくれるのが特徴です。
高速道路の場合、簡素化されたルート図でそれぞれのインターチェンジやジャンクションの間の混雑状況を、緑色から赤色で分けて表示しています。

しかも、インター間でどのくらいの時間がかかるかを数字で示してくれます。
そのため、混雑しているというだけでなく、実際にどのくらいの時間をロスするのかといったことも一目で把握できて便利です。
ルート上の区間が混んでいるなら、他のルートを通って行けば良いという判断もしやすくなります。

ATISアプリでは、全国で20,000ほどの路線について道路情報を収集、発表しています。
それぞれの区間での渋滞情報や通行止め、事故、落下物、チェーン規制などの情報を、シンプルなテキスト形式でも確認できます。
移動中のルートになにか問題がないかをさっと見られますので、無駄な時間をかけずに済みます。

ATISアプリで使える便利機能について

ATISでは単に混雑情報を出すだけでなく、主要道路についてはリアルタイムのライブ映像を流しているのも特徴です。
混雑地点をタップするとライブカメラ映像に切り替わりますので、どのくらい混んでいるかを視覚的に確認できます。
同じ混雑という情報でも、ノロノロ運転でも動いているのか、全く動いていないでストップしているのかというのは大きな違いです。
その地点を通過した方が良いのか、現地をイメージしながら判断できるのが便利なところです。

また、ライブ映像を見ることで、路面状況や天候もチェックできます。
天気予報では見られないリアルな状況確認ができるわけです。

こうした情報をフル活用して、高速道路のルート案内をしてくれるのもATISアプリの優れた点です。
渋滞情報は5分ごとに更新されますので、最新の情報に基づいて最も早く到着できる行き方を教えてくれます。
しかも移動中にも最新情報を入手して、より早く行けるルートが出てきたらそのルートを教えてくれます。
メールかアプリ内のプッシュ通知で知らせてくれますので、すぐに確認して柔軟にルート変更できるのがうれしいところです。