奥日光

いくつもの季節を楽しめる奥日光

関東は春を過ぎると暑いくらいの陽気になりますが、同時期の奥日光は冬から春を楽しめる季節。
ツーリングに出かければ、冬から初夏までの陽気を1度に楽しめてしまうのです。
今回は、そんな奥日光のビューポイントや楽しみ方をご紹介していきたいと思います。

東北道から日光宇都宮道路に入ったとたん、素晴らしいツーリングコース。
この時期の日光宇都宮道路は新緑がとてもきれいで、これだけでもツーリングに出た甲斐があるというものです。
ライダーにはたまらないいろは坂は、この時期でも桜を楽しむことができます。
しかしまだ気温はかなり低いため、路面の凍結も心配なほど。
冬と春を一緒に体感する、なんとも不思議な気分です。
いろは坂を過ぎて、最初の目的地は中禅寺湖。
静かで落ち着いた雰囲気のこちらの湖畔にのんびり佇んでいると、心からリフレッシュできます。

日光に来たらっぜひ寄りたいランチのお店

中禅寺湖界隈には食事ができるお店がいくつかありますが、肉好きの方ならぜひ立ち寄ってほしいのが「浅井精肉店」の「トンカツ浅井」。
カウンター数席の小さいお店ということもあって、開店時から常に行列ができる人気店です。
ツーリングを含め、こちらのとんかつを求めて遠方から訪れる人も多いのだとか。

一度は食べてほしい豚ロースカツ定食は一口食べて思わずうなってしまうほどのおいしさ。
お肉はとても柔らかく、ソースも数種類用意してあるので、自分好みの味でとんかつを楽しめるのがポイントです。
加えてこちらの看板メニューである「ソースカツ丼」は、ボリュームたっぷりのカツが何枚も乗って900円というコスパのよさからとても人気があります。
そのほか、ハムカツや生姜焼き定食も安定のおいしさで、行列ができるのも納得です。
口コミ評価もとても高いので、ぜひ日光を訪れた際は立ち寄ってみてください。

後半も充実のツーリング

中禅寺湖から沼田方面に抜けるまでは、日によっては貸し切りで思う存分ワインディングを楽しむことができます。
「奥利根湯けむり街道」と呼ばれる道路もライダーにはたまらないツーリングコースなのですが、冬の間は閉鎖されており、開通は5月末のため、こちらを狙って出かける場合は6月以降がおすすめです。

帰り道も思い切り走りまくれる上に、帰り道は吹割の滝も見物でき、奥日光は最初から最後までボリュームたっぷりのツーリングを楽しめます。
時間があれば泊まりであちこち観光スポットを回りながら、温泉三昧のツーリングをするのもいいですね。
日光は暖かくなってくるとライダーが増えるため、肌寒い5月初旬は穴場。
走りも観光も、グルメも満喫できる奥日光は、おすすめのツーリングコースです。