コーナーでは要注意!チャタリング対策

チャタリングの意味

チャタリングとは、パソコンを含めたさまざまな電子システムで起きる、一種の誤作動です。
PCで起きるチャタリングは、1回だけのキーで意図しない連続入力現象が起きたり、マウスの単発クリックが、ダブルクリックと誤判断されたりします。
特に中古パソコンで起きる現象です。

スイッチチャタリングでは、1回のスイッチオンオフ直後に、オンオフが短時間に連続して起きます。
スイッチの不具合が原因とわかれば、スイッチを買い替えるなど対応しましょう。
パソコンも各種スイッチも、旧式機器でおきやすい現象なので、機器の買い替えでの対応が一般的です。

バイクのチャタリングは他電子機器とは違った意味合いで起きる、フロントエンジンの現象です。
フロントタイヤが上下に激しく振動しますが、他システムと連携しているため、生じる振動が激しくなります。
コントロール制御も不安定になりますから、レースで起きた場合は勝敗に影響するのはもちろんですが、大事故につながりやすく、注意が必要です。

主としてブレーキをかけた時におきる現象なので、衝撃を吸収して安定した運転確保するよう、サスペンションで調節していく方法もあります。
それよりは販売店に相談した方が、てっとり早く対応できることが多いです。

そもそもチャタリングの原因はなんなのか

チャタリングの原因はさまざまあり、どれが原因なのかを正確にさぐるのは、時間がかかります。
サスペンションのセッティング不具合が原因の場合もありますし、ライダーの体重が原因による振り子現象の場合もあるでしょう。
路面がたまたまでこぼこだった場合も起きやすいです。

前輪がちゃんと安定して着地してくれなくなるので、操縦コントロールを失いがちになります。
特に曲がりくねった道路を左右折する時に、怒りやすいので注意が必要です。

ライダーとしてできる事

バイクのチャタリングは原因がさまざまあり、1つだけとは限りません。
たまたま諸条件が重なって起きる事が多いので、考えられる事をすべて具現化して検討、それ見合う対象をしていかなければなりません。
バイクを始めてまもないと、バイクへの知識が乏しいため、恐怖心と不安が先にくる可能性があり、なおさらコントロールを失いがちになるでしょう。

チャタリングが発生した時は冷静になって、少しずつスピードを落としていくなどの対応が大切です。
販売ショップへ相談しましょう。
しっかり話し合いながら、時間をかけて一緒に対応していく形になります。

実際、減速時はどうだったか、安定させようとして、無理な運転をしていなかったかなど、その時の状況を明確にして置く事も早期解決につながります。
中速や低速域では適切な操作ができている事も、キーポイントです。