エンジンオイルの選び方

バイクの種類に応じたエンジンオイルの選び方

バイクのメンテナンスで欠かせないのが、エンジンオイルの交換です。
エンジンの摩耗を防ぐと共に、燃費性能の維持や温度上昇防止などの機能を果たします。
定期的に交換するものだけに、どんなオイルを使うかをよく理解しておくことが肝心です。
バイクの種類や用途に応じて選択することになりますので、そのポイントを押さえておきましょう。

まず、バイクのエンジンは2ストロークと4ストロークとがあります。
2ストロークはオイルを燃焼させて使用するもので、4ストローク用オイルとは性質が異なりますので、まずは自分のバイクがどちらに当たるかを知っておくべきです。
大半のバイクは4ストロークですので、こちらに向いているオイルのタイプをメインに紹介していきます。

まず、JASOによって決められている規格による違いをチェックしましょう。
MA、MA1、MA2、MBという区分があって、MTなのかATなのかという違いと共に、排気量によって使い分けをします。
もう一つの選び方は基材もしくはベースオイルの違いで、全合成油、部分合成油、鉱物油という違いがあります。
鉱物油は安い反面性能は落ちますが、一方で全合成油はレース用にも使われる高性能オイルで、価格は高いです。

こうした基本となるオイルの違いの他に、粘度の差も見るべきです。
バイクでは「10W-40」といった数値で表されるもので、ハイフンの前の数字が寒い時の粘度、後の数字が温度が上がった時の粘度を示します。
数字が小さいほど粘度は高くなり、季節やエンジンのタイプ、走行距離などによって使い分けることになります。
夏の時期は硬めのオイルを使うことが多くなりますが、バランスを取らないと燃費が落ちるといった副作用が生じることもあります。
心配な時はショップの店員に聞きながら決めると安心です。

エンジンオイルは2年程度で使い切る

このような違いに注目してエンジンオイルを選ぶわけですが、自分でメンテナンスをする場合、プラスチックか金属の缶に入っている製品をそのまま購入するケースが多いはずです。
一回のオイル交換では使い切れないので、何回かに分けて使っていきます。
この際の注意点として、エンジンオイルは2年程度ですべて使える量を購入するということです。

プラスチック缶のものは2年程度が保管期限となり、金属缶は5年程度が一般的です。
金属缶の場合でも缶自体が錆びてくることもあるので、やはり2年を目安に使い切った方が安全でしょう。
大容量缶を買った方がお得になることが多いのですが、品質が落ちてしまっては意味がありませんので、実際に使う量を計算して無駄なく使い切れるようにするべきです。