バイク磨きがメンテの基本

丁寧な作業をすることによってツヤのある磨きができる

バイクのメンテナンスにはいろいろな作業がありますが、やはりバイク磨きが基本となります。
しっかりと丁寧に作業をすれば、ツヤのある美しいボディーに仕上がりますので、きちんと正しい作業方法を知って行うようにしましょう。

バイク磨きにおいて最も大事で最も丁寧にすべきなのは、地肌作りです。
ワックスなどを塗る前にしっかりとベースを作っておくことで、ツヤのあるボディーを作ることができるようになりますので、この工程に神経を使うようにすることが大事です。

具体的には、2000番ほどの目の細かいサンドペーパーを用い、水をかけて丁寧に磨いていきます。
力を入れすぎることなく全体にムラなく行っていくことがコツです。
特にクリアベースを塗っていないパーツは、あまり力を入れすぎて磨くと塗料がはげ落ちてきてしまいますので、加減を調整しながら行っていきましょう。

その後乾いたウエスで丁寧に削り粉を取っていきます。
この掃除がしっかりとできないと、ワックスを塗るときに粉が混じってしまいますので、水やデコボコがあるところも確実に取れるようにしましょう。

ワックスを丁寧に磨きこんでいく

ベース作りを終えて表面をきれいにすることができたら、今度はワックスを塗っていきます。
ワックスは固形のものが多いですが、最近は質の良い液状のものやクリーム状のものが出ていますので、いろいろ試してみると良いでしょう。
固形のものよりもムラが出づらいですし、塗布するのも簡単ですので、クリーム状のものを使うメリットは大きいと言えます。

ワックスは一気に塗るというよりも、少しずつムラなく塗っていくことがポイントです。
もし、ポリッシャーのような機械があるのであれば、より早くきれいに塗ることができますので、積極的に活用しましょう。
最近はホームセンターなどで安く売っていますので、メンテナンスの質とスピードを向上させるために購入するのも一つの手です。

仕上げの拭きこみは納得いくまでしっかりと

ワックスをまんべんなく塗ることができたら、仕上げの拭き上げを行っていきます。
この拭き上げをしっかりと行うことで、光沢のあるバイクになりますので、妥協することなく納得いくまできちんと行いましょう。
マイクロファイバーのウエスやポリッシャーなどを使って、輝きが出てくるまで隅々まで磨いていきます。

ここまで作業をしていくと、普通にワックスを塗るだけでなく、ベースつくりをしっかりとすると磨いた時の輝きがさらに出るということに気づきます。
最初の工程から丁寧に作業をしていくことで、より美しいバイクを保つことができるのです。
時間を十分に取ってメンテナンスをしましょう。