親父ライダーのたしなみ

a1180_000261人によって趣味はそれぞれですが、なかなか若い頃は仕事が忙しく趣味に時間を割く事すら出来なかったという人も少なくありません。

仕事が忙しかった、子育てで忙しかったなど理由は色々考える事が出来ますが、若い時に出来なかった事をある程度年齢を重ねてから始めるというのもアリですよね。

最近では40代になってからバイクの免許を取得し、趣味でバイクを走らせる「親父ライダー」が増えているようです。

親父ライダー

40代というと子育てからも手が離れ、仕事でも管理職を任されたりして収入が安定してくる頃ですから、若い時に憧れたバイク乗りになりたい、と考える人がいてもおかしくはありませんよね。

若い頃にバイクに乗りたかった、バイクに乗ってツーリングに行ったり、もしくはサーキットや峠を攻めるライダーになりたかったというお父さんは少なくないようです。

しかし実際には結婚をしてしまい子供ができ、そういった夢も諦め仕事に毎日打ち込み、結局気がつけば40代になっていた、という事は多々あるようです。

様々な面で余裕が出来た事により家族の理解も得られ、自分の趣味を持てたという事は本当に素晴らしい事だと思います。

中には本格的にモータースポーツの世界に足を踏み入れる人もいます。
サーキットで走ったり、自宅にガレージを作り、本格的にバイクを弄ったりする人も多いようですね。

正に今まで出来なかった事を今からやってやろうという事でしょう。

普段は会社で真面目に働き、休日になるとバイクに乗ってツーリングに行くお父さんも急増中です。

まずはバイクに慣れる

ツーリングサークルなどに入り、仲間と一緒に遠くへツーリングするのは楽しいですからね。40代の方ではスポーツタイプのバイクではなく、ビッグスクーターなどを選択する方が多いようです。やはりゆったりと乗れて長距離運転でも疲れないビッグスクーターはツーリングには最適のバイクです。

今まで一度もバイクに乗った事がない、という方ならいきなりツーリングなどで遠出をするのではなく、まずは家の近辺を走らせてみたり、仕事場へバイクで行ってみるなどしてまずはバイクに慣れる必要があります。

免許が取れて嬉しくて、つい舞い上がってしまう気持ちは分かりますが、いきなり遠出などをして事故を起こしたり、バイクにトラブルが起きてしまったりすると困ってしまいますよね。

折角楽しい趣味となったバイクが嫌になってしまうという事にもなりかねません。

まずは自分のバイクに慣れる事が重要です。

免許をとる

免許の取得は真面目に勉強して自動車学校に通い、きちんと単位を取ればなんとか取得できるでしょう。

実技試験も勿論ありますが、これも頑張れば時間は掛かっても取得は可能でしょう。

合宿免許なども考慮すると良いかもしれません。
合宿なら早い段階で免許を取得する事も可能です。

免許をGET!
40代で時間に余裕ができた方の中には、バイクに乗りたいという若い時の夢を思い出している方も多いでしょう。

バイクを選ぶ

バイクを選ぶ際にはいささか注意も必要です。
それは自分の目的に合ったバイクを選ぶという事です。

また新車で購入するのであれば問題ありませんが、中古バイクを購入するのであれば購入前に様々な箇所をチェックする必要もあるので、自分一人でバイクショップに赴くというのはお勧めではありません。

中古バイクを購入するのであれば誰かバイクの知識がある人や、実際にバイクに乗っている人などに同伴してもらいましょう。

まず自分がバイクに乗ってどのような事をしたいか、という事を考えましょう。
若い頃はバイクでレースがしたかった、だから今からやるんだ!という方ならばスポーツタイプのバイクを選ぶべきですし、気の合う仲間とツーリングを楽しみたいが長時間の運転はこの年齢になるときつい、と考えるのであればビッグスクーターなどをチョイスすれば良いでしょう。

車体のスタイルやデザインは重要なポイントかもしれませんが、それ以上に目的に合ったバイクを選ぶというのが最も重要な事だと言えるでしょう。

バイクをCHOICE!
バイクは男にとってこだわりたいもの。バイクの選び方についてご紹介します。

走り出す前に

40代でバイクの免許を取り、無事バイクの購入も済ませるといよいよ走りに行きたくなりますよね。
大袈裟かもしれませんが夢が叶った、と大喜びしている人もいるでしょう。

今すぐにでもアクセルを全開にしてどこかへ行ってしまいたいかもしれません。

しかし、もし購入したバイクが新車であるならば少し待ってください。
新車のバイクであまり無茶な運転はするものではありません。
新車のバイクならまずは慣らし運転をする必要があります。

これはエンジンやミッションをならす為の運転です。
現代のバイクには慣らし運転は必要ないと言われる事もありますが、やはりエンジンというのは非常に精密でシビアな設計をされた部分です。

それをいきなり高回転まで回して走るというのはどう考えてもエンジンには良くありません。
人間でいうなら全く運動経験の無い人が超難関のトライアスロンに何の準備もなく挑むようなものです。

バイクも最初はきちんと慣らし運転をして、最低でも1000キロはレッドゾーンの半分以下の回転数で走行してエンジンを慣らしたほうが良いでしょう。

バイクの楽しみ方は人それぞれなので、そこに年齢制限はありません。
免許さえ持っていれば自由に公道を走る事が出来ますし、サーキットなどでスポーツ走行を楽しむ事もできます。

何事もチャレンジ

何が楽しいのかまだ分からない、という場合はとりあえず色々なものにチャレンジしてみるというのも良いのではないでしょうか。

ツーリングやモータースポーツ、街乗り、カスタマイズなど楽しみ方は本当に沢山あるのです。
例え40代であってもバイクの楽しみ方は同じです。

「自分はもう40代の親父だから・・・」なんて考えるのではなく、とにかく楽しむ事を考えましょう。
バイクの楽しみ方に年齢は関係ありません。
若い人に気後れするのではなく楽しめば良いのです。
楽しむのは大前提ですが、決して無茶はしないようにしましょう。

ツーリングへGO!
バイクの楽しみにツーリングがあります。自然を感じながら走るのは楽しいものです。

やはり若い頃と比べると40代になると動体視力や判断能力などは若干衰えている場合が多いです。
若い人に負けたくない、という気持ちは分かりますが、決して無茶はせずに安全に楽しくバイクライフを送りましょう。

最初から無茶な事をしたりして事故を起こしたり、大切なバイクを壊してしまっては元も子もありません。
長くバイクを楽しむ為に順番にバイクに慣れていきましょう。

保険をSTUDY!
バイク事故やトラブルは命や健康に関わるものですから、保険の基礎知識を学びましょう。